| 極楽浄土の荘厳を表す壮麗な仏壇 |
|
木地(きじ)に漆(うるし)を塗り、金箔を張りつめた仏壇を「金仏壇」とか「漆塗金仏壇(うるしぬりきんぶつだん)」といいます。
材質は主として、檜(ひのき)、杉(すぎ)、欅(けやき)などです。
現在のような仏壇は、江戸時代に浄土真宗の蓮如上人が真宗門徒に対して各家にお仏壇を安置するよう説いてまわったのがはじまりといわれます。これらはすべて金仏壇でした。
浄土真宗では、仏壇は位牌を安置したりするためのものではなく、阿弥陀仏の極楽浄土の「荘厳(しょうごん)」(仏の徳を表わす麗しい飾り)をそのまま表わすという考え方が徹底しているので、特に仏壇には華美をつくす傾向があるようです。
内部には「荘厳づくり」というみごとな細工が施してあり、安いものでも数十万円、高いものは数千万円します。
また、仏壇は先祖の位牌をまつるものだと考えてる人がいますが、そうではありません。仏壇はその名のとおり、仏をまつる壇で、もとは仏像を安置する「厨子(ずし)」から発達したものといわれます。したがって、仏壇の中央・最上段には「本尊(ほんぞん)とする仏像などをまつるのが正解です。位牌を置く場合は、本尊の両脇か、つぎの下の壇にします。 |
 |
|